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小島先生
ご回答頂きありがとうございます。
はい、長年コンタクトを使用いておりました。
右目手術後も左はコンタクトで対応しております。
左目が、利き目なので今の状態はTVや室内はあまり違和感無く良く見えます。
外出時の見え方は立体感、遠近感に見えずらさはあります。慣れればいいのですが・・
もし、両目近くに合わせた場合、心配なのは緑内障の欠けが手元に事です。
術後右目が手元もそれ程良く見えてないので左も同様にした場合近くも遠くもはっきり
見えなくなるのでしょうか?メガネで矯正すれば遠くはきれいに見えるのでしょうか?
手術日も近くなり、今月中にはレンズを決めなくてはいけません。
不安な気持ちで毎日悩んでいます。
質問ばかりで、すみません。
アドバイスよろしくお願い致します。
【60代 女性】2021.11.21
現在の状態に慣れれば、今のコンタクトレンズと同じように合わせるといいと思います。
遠近感がどうしても慣れなければ、やはり右眼に合わせるか、右眼をアドオンなどで調整するかの選択ですね。
質問に対する回答ですが、左眼を右眼と同じように合わせれば、同じような見え方になると思います。単焦点眼内レンズですので、ピントが合いにくい遠くは眼鏡で矯正すれば問題なくみえると思います。
普段眼鏡をかけることに問題が無ければ、左眼を右眼に合わせて普段は眼鏡で過ごすのがいいと思いますし、どうしても眼鏡の生活は嫌と思われるようでしたら、右眼の度数をアドオンなどで調整、そして左を遠くが見えるように(今のコンタクトレンズと同じような度数で)手術をするのがいいのではないでしょうか。
結構これまでずっとコンタクトで過ごされてきた方は、眼鏡の生活になじみにくいので遠くに合わせることは、私の患者さんでは結構いらっしゃいます。
緑内障の状態などお話だけからはよく分かりませんので、最終的には主治医の先生とよく相談して悔いの無いように決められるといいと思います。
小島隆司
10月頭にICL手術を行い、
-4.75と-5.25から正視状態になりました。
(視力でいうと両目1.5、オートレフ値は3箇所で測定しすべて0)
術後3日ほどは自宅内でも視野を変えるたびに多少の酔いが発生していましたが、次第に慣れました。
しかし外を歩くと、情報量に酔ってしまいまともに生活ができません。
術前は主にメガネ使用、ブルーライトカットレンズ入り、矯正視力1.0弱、ほぼ在宅の暮らしをしていました。
1. 正視の場合でも脳が慣れるまでは混乱することはありますか?
2.その場合の「慣れ」は、個人差があると思うのですが1ヶ月以上も混乱が続くことはあるのでしょうか(その場合でもその後に慣れるのでしょうか)
3. この混乱は術前後の視力差によるものでしょうか?
慣れを促進したく外出を試みますが都度酔ってしまい、
日常生活に支障をきたしています。
慣れるのを待つか、レンズ交換するか、抜去するか悩んでおります。ご意見いただけると幸いです。
【30代 女性】2021.11.20
おそらく、術前の視力からすると弱めで矯正されていたのが、現在完全矯正、場合によっては遠視になっている可能性もあります。時々私の所にも、手術前で同じような患者さんがいらっしゃいますが、弱めで矯正されていた方は、しばらく完全矯正のコンタクトレンズや眼鏡で生活して頂き、それで日常生活問題ないかどうか確認をすることもあります。
ただ、遠視になっていない限りは、年齢的にも次第に慣れてくると思いますので、せっかく手術を受けられていますので、抜去など手術的な方法はすぐ考えずに3ヶ月程度は待つ方がいいと思います。
小島隆司
初めてメール致します。
朝起きたらいきなり右目だけが白くかすんで視界がおかしく目薬をさしても変化がないため、眼科へ行って検査したら眼圧が60との事で、ポスナーシュロスマン症候群と診断されました。とりあえず20%マンニトール注射液を点滴して眼圧が夕方13までさがりました。1本点滴後、眼圧が60→38まで降下、2本目点滴後、38から24まで降下、夕方頃には眼圧が13まで下がりました。3日後診察したところ眼圧は11との事でしたが、翌日も若干白くかすみ頭痛、吐き気もあり再受診しました。眼圧は同じ11でした。薬はサンベタゾンという点眼薬(1日4回)のみ最初から処方されてます。眼圧下げる点眼薬も一緒にでたのですが、合わないらしくかなりの充血が発症しました。そのため即中止となり薬はサンベタゾン点眼薬だけです。再受診した際、目に見える炎症は今はなくなりないけど目に見えない炎症があるだろうとのことでした。視力低下が起こっており、回復するのに少し時間がかかると思うので2週間くらい様子を見ましょうとの事でした。現時点でレンズを入れたら1.5見えるので大丈夫でしょうと言われましたが、視力測定は裸眼では0.5です。1.5から0.5まで視力低下してます。発症16日たった今も視力低下したままです。頭痛、吐き気、目の奥の重たさもまだかなりあり、時々黒い点のようなものもわずかに見えることなどもあり、本当に視力回復するのかとても不安です。ピントが合わずクッキリ感がないです。どのくらいで戻ってくるもんなんでしょうか?再発もある言われまた視力低下の回復対応や今後の対応はどうしたらいいでしょうか?
【40代 男性】2021.11.20
ポスナーシュロスマン症候群は以前は原因がはっきり分からない病気でしたが、最近はサイトメガロウィルスが原因となる場合が明らかになり、この場合抗ウィルス薬の投与でかなり良くなる病気になってきました。
時に、サイトメガロウィルスによる場合、眼圧だけで無く角膜にも影響を及ぼす場合(角膜内皮炎)があり、その場合は眼圧が下がっても視力が戻らないことが多く、角膜に後遺症が残る前に早めに抗ウィルス薬で治療が必要になります。
今回、角膜に関しては何も言われていないので大丈夫と思いますが、今後の診断、治療に関して詳しくは、個別の問題があると思いますので、実際に詳しく診察されている担当の先生に聞いてみてください。
小島隆司
はじめまして。高校一年生の息子の相談になります。
小学生時代から野球をしておりますが、小学五年生の時に自打球を右眼球部に受けて黄斑前膜剥離になり手術を受けました。その後3ヶ月程で再発、再手術し以降は再発なく過ごしておりますが、視力は0.5ほどでコンタクトで矯正しようかと近所の眼科にいきましたところ外傷性なので矯正は不可能と告げられました。
野球部のレベルが上がり球速があがるにつれ、視力的に追いつけなくなり始めたため何かしら手立ては無いものかと探っております。
よろしくお願いします。
【50代 男性】2021.11.20
残念ですが。外傷によって黄斑に出来た傷は網膜の神経細胞の障害であり、現状ではなかなか良い治療法がないと思います。
小島隆司
小島先生
宜しくお願いします。
緑内障が有り、強度近視です。
主治医から紹介状を頂き白内障の手術を10月末に右目しました。
そこでは、ピント合わせが決まっており、近くが見え遠くはメガネが必要です。と言われました。
私は、近くはTVや室内は裸眼で見えるだろうと思い手術を受けました。しかし手元30cm位
しか見えずしかも緑内障の欠けが下の方にあるので、近くもはっきり良くは見えませんでした。
先生は、術後裸眼で0.4矯正で1.0で出るから問題ない。と言われました。
左は12月にしますが、同じ様な状態なら見にくいと思い、左はコンタクトの視力0.8(-11)位の
見え方にしてほしいとお願いしました。モノビジョンはバランスが悪いよと言われ悩んでいます。
私はせめて室内は裸眼で見える様になると思っていたのでショックでした。
やはり両目近くのピントに合わせた方か良いのでしょうか?
手術前に度数を選ばせて貰いたかった。もっと自分の希望とか度数の事見え方の事納得いくまで聞くべきでした。
又、モノビジョンにして合わなかった場合たとえば右目を左に合わせるレンズ交換手術は可能でしょうか?
お忙しい所すみません、アドバイスよろしくお願いいたします。
【60代 女性】2021.11.17
元々強度近視でコンタクトレンズを使用されていたという状況でしょうか?
それであれば遠くに合わせるという選択肢も考えても良かったかもしれませんね。
現在右眼が手元にピントが合っているようで、反対側を遠くが見えるようにモノビジョンで合わせると、左右の差は大きくなるので、それに適応できるかどうかという点がやはり気になります。ただ現在もコンタクトレンズで問題なく過ごしているならば、コンタクトレンズと同じ程度の度数に合わせることは可能と思います。
右眼の度数を合わせ直すなら、アドオンレンズというもう一枚上に載せるレンズがいいと思います。その場合、近くは見づらくなるので、その点をしっかり理解された方がいいと思います。
また何かありましたら、ご相談ください。
小島隆司
高眼圧症の治療について相談します。50才女性です。
5年前右目の水晶体亜脱臼のため、人工レンズを縫い付ける手術を受けています。
その頃から眼圧が高めになり(空気が出てくるタイプで20から24くらい)経過をみていただいていましたが、
視神経の状態を見る検査(oct)で少しずつ視神経が減ってきているそうです。
また、自宅で数時間おきに自分で眼圧を測る機械で数日眼圧を測定したところ、
25から28くらいに眼圧が高くなっている時間帯もあるそうです。
まだ視野が欠けてはきていないので
もう少し経過をみて視野に異常がでてきてから目薬などの治療を始めてもいいし、
少しでも視野が欠けるのを遅らせるために
今から目薬を開始するという方法もあると言われました。
一旦目薬を開始すると一生続けることになるということで、いま開始した方がいいのか迷っています。
治療を始めるタイミングはどのようなときなのでしょうか。
また、目薬のかわりにレーザー治療(SLT)をするという選択肢もあり、それなら目薬をささなくても
眼圧を下げることができるということでした。レーザー治療は安全だということで、目薬のかわりに
レーザー治療の方をうけるということも考えていますが、初めての治療が目薬ではなくてレーザーというのは
どうなのでしょうか。
長くなり申し訳ありません。よろしくおねがいします。
【50代 女性】2021.11.13
通常はまず点眼薬を使用し、それでも効果が不十分であればレーザー治療、さらにそれでも効果が不十分であれば、観血的な手術という順番だと思います。最近は緑内障の検査も進歩して、視野検査で異常が起こる(自覚症状が現れる)前から、詳しく分かるようになっています。いつ、治療を始めるかは、患者さんの年齢、進行のスピード、眼圧の値などによって決まってきますが、なかなか悩ましい場合も多いです。今回の場合、明らかに眼圧が高くなっていて、神経も減ってきているのであれば、1日1回の点眼薬から開始するのがいいのではと思います。
小島隆司
いつもありがとうございます。来月受診しますが、事前に2点お伺いいたします。宜しくお願いします。 コンタクトを入れでも更に後ろに残るゴーストについてですが、
1. 円錐角膜でハードを入れてますが.直径が、8.7ですが、常に中心が、左上方向に止まり、右下は、瞳孔ギリギリに止まっています。こんな場合は、サイズを大きくすれば、ゴーストは、きえますか?
2. スクレラルレンズは、角膜をすっぽり覆ってる事によりゴーストは、消えますか?
以上 宜しくお願いします。
【70代 女性】2021.11.13
1.円錐角膜でハードコンタクトレンズしていても、さらにゴーストと言われる影が見える場合は、ハードコンタクトレンズで矯正しても不正乱視が残っている場合です。少し専門的な話になるんですが、ハードコンタクトレンズは角膜の表側の乱視を矯正する効果はあっても、角膜の裏側で起こる乱視を矯正することは出来ません。もともと角膜の裏側で起こる乱視は小さいので、軽い円錐角膜の場合はまず問題となることは無いのですが、重症となってくると、その影響がでてきます。今回はそのような状況と思います。残念ながら、これはハードコンタクトレンズの大きさで解決する問題ではありません。むしろ角膜中心部をしっかり押さえるようなフィッティングのハードコンタクトの方がゴーストは消えやすいですが、その反面角膜に傷もつきやすいです。手術的な方法としては、角膜内リングで角膜の歪みを減らす方法があり、その後にハードコンタクトレンズを装用するとそれが改善する事もありますが、予定通りいかない場合もあります。
2.1と同じ理由により、ハードコンタクトレンズで消えないゴーストはスクレラルレンズでも消えることは通常ありません。
小島隆司
初めてメールさせていただきます。
8年前から右目が中心性漿液性脈絡網膜症で眼科に掛かっています。
2015年2月からある病院に掛かり、数年前から白内障が出始め2021年1月に
白内障手術をうけました。そこではどの様な見え方になるかやレンズ種類など説明を
求めましたが教えてもらえず色々と考えずに任せなさいという事で納得しないまま
手術を受けました。承諾書では遠方に合うように設定しますという事でしたが
自分の思った見え方とは全く違う見え方になってしまいました。
実際に合っている距離は80センチで近くも遠くもメガネが必要です。
手術後、左右の見え方のアンバランスや体のしびれ等の体調不良が続きました。
病院を替え白内障手術のやり直しがきかない事やアドオンレンズの存在を知りましたが
中心性漿液性脈絡網膜症が再発してアドオンレンズは直ぐには無理と言われました。
症状が治まったら悪い右目にまずいれて見えるようだったらもう片方も入れると
いう事ですがご意見をお願い致します。
【50代 女性】2021.11.11
中心性漿液性脈絡網膜症の活動性が高い時期は、眼内の手術は刺激になるので控えた方がいいかとは思います。落ち着いたら、アドオンレンズを考えることも可能と思います。ただし、アドオンレンズを入れた際に、遠くがどの程度見やすくなって、近くはどの程度見づらくなるかを十分シミュレーションして手術を受けた方がいいです。案外と近くが見えづらくて困る方もあります。網膜が正常であれば多焦点のアドオンもいいと思いますが、中心性漿液性脈絡網膜症は再発傾向があるので、やはり単焦点のアドオンがベストではないでしょうか。
小島隆司
先日はご回答ありがとうございます。下瞼の脂肪をとる手術をしてからの起床時の結膜浮腫、結膜半月ヒダの肥大で相談したものです。どこに相談して良いのか分からず困っていたのでとても心が救われました。
前回の回答でリンパ腫の可能性は低いとのことでとても安心致しました。
今回の手術でリンパの流れが滞ったりしたのではないのかとのことでしたが、このリンパの流れの滞りは時間治療しかないでしょうか??毎朝憂鬱になるので、なにか出来ることがあるのであれば積極的にしたいと思っております。
【30代 女性】2021.11.09
基本的にリンパの流れは徐々に良くなることが多いと思います。残念ながらこのような局所的なむくみは、家で行える治療で改善するのは難しいので、まずは様子をみる事しかないと思います。
小島隆司
白内障手術2週間前に、他院で検査の為散瞳薬点眼さしました。
手術には問題ないでしょうか?
【50代 女性】2021.11.09
眼科の検査で使用する散瞳薬は翌日には効果が無くなりますので、手術に影響することはまず考えにくいと思います。
小島隆司
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眼科相談室 メイン担当医
眼科相談室 メイン担当医
慶應義塾大学医学部眼科学教室
特任准教授
名古屋アイクリニック
眼表面専門外来担当
モンゴル国立大学医学部
客員教授
1998年 | 名古屋大学医学部卒業 社会保険中京病院勤務 |
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2005年 | ハーバード大学 Massachusetts Eye and Ear 留学 |
2006年 | イリノイ大学眼科留学 |
2012年 | 慶應義塾大学医学部 博士号取得 |
2012年 | 岐阜赤十字病院眼科 主任部長 |
2017年 | 慶應義塾大学医学部眼科学教室 特任准教授 名古屋アイクリニック眼表面専門外来担当 岐阜赤十字病院眼科非常勤医師(角膜外来担当) 大連医科大学眼科客員教授 |