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母が白内障の手術をいました。左目の5日後に右目を行いました。4日間位は調子良く見えていたのですが、5日目の朝目が覚めたときに右目が真っ暗でなにも見えなかったようです。30分くらいたつと見えるようにはなったのですが、霞んで、見えにくくなったそうです。その日から毎日同じ症状が一週間以上続いており、どんどん見えなくなっていっています。 手術をして貰った病院では、大きい病院に行ってくださいとのことで、行ったら年明けに造影剤を使った検査をするとのこと。急いで検査するようなものではないのでしょうか?白内障の手術で誘発されるようなものでしょうか?
【40代 女性】2021.12.19
症状からは一過性黒内障ではないかと思われます。血流による影響が考えられるので、造影剤を使って眼の中の血流に問題が無いか今度調べるという事だと思います。すぐに検査しないのは、現状では血流が回復して網膜などに異常は無いからと推測しますが、詳しくは主治医の先生に確認してください。
小島隆司
緑内障で、眼底検査で出血している箇所がありました。
眼底出血のような治療するものではなく、消えたりでてきたりをくりかえすかも
と言われました。視神経の近くの血管の辺りに薄い出血がありました。
緑内障が悪化しているとも。
出血と聞いて不安です。急に出血が広がり緑内障が悪化することはありますか。
【50代 女性】2021.12.18
視神経の近くの出血は乳頭出血と言われ、緑内障が進行しつつあることのサインと考えられています。
出血そのものが広がるわけでは無く、緑内障が進行している場合に出血が合併しやすいということです。
出血そのものは自然に消えていくと思います。
今回、詳しくどこからの出血からかはお話からは判断がつきませんが、進行の可能性も考えて、しばらくしっかり治療、検査を続けた方がいいと思います。
小島隆司
11歳の子供が近視で、低濃度アトロピン治療を検討中です。説明を聞いた眼科では0.025%のみを扱っているのですが、ネット検索すると0.01%から始めて途中で0.025%に切り替えるのが良いと書かれています(外国では最初から0.5%を使用することもあるようですが)。また、濃度の高いものは辞めた後のリバウンドがあるから辞める前には0.01%に戻してリバウンドを防ぐ、ともあり戸惑っています。
最初から0.025%を使用することのデメリットは何でしょうか。また、辞める前に0.01%に変更しなかったときのリバウンドは大きいのでしょうか。
【30代 女性】2021.12.18
今までの海外の研究で0.05%、0.025%、0.01%のアトロピンで近視の進行を調べると、やはり濃度が高いほど進行抑制効果が強いことが分かっています。濃度の高いものがリバウンドが強いというのは、1%のアトロピンではその通りですが、0.05%、0.025%、0.01%という低濃度域でどうかはまだ分かっていません。あと、濃度が高いほど調節麻痺作用が強いので、瞳が開きやすく眩しく感じることが多くなってくると思います。0.025%のデメリットは、そこにあると思いますが、眩しさを感じるのは個人差がありますので、使ってから様子をみてもいいと思います。
小島隆司
78才の母が白内障の施術をする事になりました。
・単焦点レンズ
・視力両目は0.2
・強制視力も両目0.2
・左側に軽い緑内障、眼圧高め(眼圧を下げる目薬をさしています)
※担当医師より、単焦点レンズの距離を決めてくる様にと言われました。希望の距離で手術しますと言われました。
・近くに合わす、遠くに合わす、何センチにするかをどう決めて良いのかがわかりません。手術後、眼鏡が必須なのはわかっているのですが、何センチぐらいにするのが妥当なのかわからなく困っています。
アドバイスお願いいたします。
希望は、
・日常生活に(食事の準備、テレビ、段差で転ばないように、新聞、入浴)困らない様にしたいが一番の希望です。
・週に数回ですが車を運転します。
【40代 女性】2021.12.17
このような場合、一番大事なのはこれまで、どのような時に眼鏡を使用して、どのような時には眼鏡を使用せず過ごしていたかです。若い頃から近視で、いつも眼鏡をかけていて、近くは眼鏡を外して見ていたような方では、術後も軽い近視にして近くは眼鏡なしで見えるようにするのが自然かと思います。もしまた詳しく分かりましたら、ご質問ください。
小島隆司
斜視の再手術について質問させていただきます。
現在20歳の息子が2歳くらいから内斜視になり、アイパッチ、
カイロスコープ、プリズム付眼鏡の装着などの治療をしたのち、
県立の病院にて4歳の時に左目を手術しました。
その後、定期検診と、プリズム付眼鏡の装着を継続しながら
高校卒業とともに、近隣の斜視に詳しい眼科を受診すること
に致しました。
新しい眼科の先生がおっしゃるには、両眼視が出来る能力はあるが、
斜視によって両眼視が出来ていない状態であるとの見解でした。
受診時は私も同席しましたが、「手術は必要でしょうか?」
という私の問いに
「これは本人の問題で本人が斜視をなおしたければ手術した方が」
とおっしゃいます。
本人は、現在不自由は特にないので、手術について悩んでおります。
手術をしない場合と両眼視が出来ないと思われますが、その場合
今後の生活にどんな支障があるのでしょうか?
又、4歳の時は左目の左側の筋肉を後ろに引く手術をしたと記憶して
おりますが、今回は右目を手術されると言われたのも意外で、
「一度手術した目は癒着があるので 手術していない目をやります」
とおっしゃるのですが、
右目を手術すれば左目の斜視が良くなるものなのでしょうか?
【50代 女性】2021.12.17
いまもプリズム眼鏡を使用されていますか?
もし使用されているなら、プリズム眼鏡をかけているときは両眼視できているのではと思います。
その場合、手術ではなくプリズム眼鏡を継続でもよいと思います。
両眼視できない場合の生活への支障については、複視がないようであれば大きな問題はないように思います。
ただ、両眼視できているほうが遠近感や距離感はわかりやくなるためスポーツや運転などにはメリットがあります。
通常の内斜視であれば、斜視手術をすることで内斜視が全体に矯正されます。つまり左目が内斜視になりやすい状態で右目の手術をしても、全体に矯正されますので左目の内斜視も改善されます。
JCHO中京病院眼科 横山吉美
お世話になります。
高校1年の息子は、2年半ほど前に地元の眼科で円錐角膜と診断され、4ヶ月毎の定期検診をしてきました。
今年の8月に若干進行が見られるとのことで、10月に小島先生に診ていだきました。
「まだ初期だし、1年でさほど進行していないし、地元の眼科で定期検診続けながら、こちらは一年後の受診でいいですよ。」と小島先生には仰っていただきましたが、本日の定期検診で、やはりジワジワと進行しているとのことでした。
角膜トポグラフィーでは、見た目はほとんど変わりないけど数値が0.1 とか1とか変化してる(?)と言われました。
小島先生にお聞きするのを忘れてしまったのですが、どの程度進行したら1年待たずに受診したらよろしいのでしょうか?
地元の眼科さんも、どの程度でとは専門じゃないから何とも言えない、と言われ不安になりましたので、よろしくお願いします。
視力は変わっていないようで、本人も特に見え方は変わっていないようです。
また、10代でもあまり進行しない方もいるのでしょうか。
いずれするなら、早めにした方がいいのかなとも思っています。
①どの程度の進行がみられたら、小島先生を受診すればいいですか。
②10代でも進行しない方もいますか。
③息子がクロスリンキングしなくて済む可能性もあるのでしょうか。
【40代 女性】2021.12.13
1)角膜トポグラフィーは結構変動が大きい検査です。一般的に1Dを超える変化があれば、明らかな進行ととらえることが多いです。前回、名古屋で前眼部OCTを撮らせていただいています。この検査では角膜のカーブだけで無く、角膜の厚みも測定していますので、今度受診される場合は、角膜のカーブ(変動しやすい)だけでなく角膜の厚みも含めて総合的に判断させていただきたいと思います。もし心配でしたら、前回の受診から半年、2月頃の受診でも大丈夫ですよ。
2)進行する方が多いですが、進行しない方もあります。
3)このまま進行しなければ必要ないこともありうると思います。
小島隆司
緑内障で点眼治療していたのですが、1年前にSLTを実施。
眼圧下げる効果はあったのですが、その後視力低下がひどく
矯正視力で1.2から0.3になりレンズを強くして0.9からさいきん0.5に。
白内障の初期もあるらしいのですが、ドクターの話では検査で、視力低下するような
原因は分からないといわれます。
このまま視力低下が進んで、見えなくなるのではと心配です。
何かできることはsりませんか?
よろしくお願いします。
【50代 女性】2021.12.12
視力低下の原因としては、指摘されている白内障の影響・緑内障の進行・網膜疾患の併発などの可能性があるかと思います。
網膜疾患などの精査は、OCTと呼ばれる網膜の構造を精査する検査が有用です。一般的な眼科クリニックではほとんどの場合導入されており、こちらの検査では異常はなかったのではないかと思います。
緑内障の進行の確認としては、通常視野検査は中心30°の視野を検査するのが一般的です。ただ、視力に直接影響するのはさらに中心10°内の視野であることから、30°の視野検査で異常や進行が発見出来ない事tがあります。
中心付近に視野障害を認める方では、中心10°の視野を精査する必要もあるかと思います。緑内障による視力低下が一番ご心配かと思いますので、もし中心10°の視野検査を実施した事がなければ、まずかかりつけの眼科さんで検査の相談をされてみては如何かと思います。
いつも役立つ情報を提供いただきありがとうございます。
眼鏡に関して質問があります。
以前から疲れ目があり、ヒアルロン酸ナトリウムを処方していただき調子がよかったのですが、
眼鏡を変えてから疲れ目が激しく、オンラインで作業する日が続くと休憩を挟まないと目が疲れます。円錐角膜があるのでハードコンタクトも毎日使用して、眼鏡も並行して使っています。
気になるのが、眼鏡は右目だけ、C1.00 乱視軸50にしてから疲れ目がきつくなった気がします。見え方は良くなったのですが、その分眼精疲労のような症状は増えている気がします。乱視を矯正したつもりですがあっていない可能性が高いのでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
【20代 男性】2021.12.07
円錐角膜の方の眼鏡処方は、なかなか難しいことがあり特にハードコンタクトレンズを使用されている場合は、外した後に徐々に角膜の形が変わってきます。どの時点で合わせるかという点が問題になってきます。
現在眼鏡を変えてから疲れが強くなったように感じられているようでしたら、乱視を減らしてその分近視を増やして度数を調整してもらうといいと思います。
小島隆司
先日ICL後の不調について相談したものです。
調整力不足による眼精疲労を疑い、近方用の眼鏡をつくりに眼鏡屋さんに行ったところ、調整力は問題ないが上下斜位が両眼で8プリズムほどあり、これが悪さをしているのではないかとのことでした。現在プリズムレンズを作成中で、これで楽になればと思っています(眼鏡は常用という形になりそうですが)
思い返せばここ2年ぐらいコンタクトすると眼が疲れていたのも両眼視できないことによるものだった気がします。眼鏡生活になってからは、コンタクトより度数が落ちていたことと視野が狭かったことでズレの認識が浅かったことで斜位による不調を感じづらかったのではと考えています。家族によると、もともと左目のピントは、特に右を見る際にずれやすかったようです。
【質問】
・完全矯正することでより斜位に負荷をかけてしまった可能性はありますでしょうか?
・眼鏡屋さんのいち意見では、再手術(レンズ入れ替え、抜去)負荷もかかるためプリズム処方での対応が現状ベストではとのことでしたが、先生も同じ認識でしょうか?
認識が強くなったことで顕在化した不調と考えていますが、不調にならなければ斜位ということにも気づかなかったのですが(これまで眼科で斜位について指摘されたことはありませんでした)術前にあらゆる専門家の意見を伺っておけばよかったなと思っています。
【30代 女性】2021.12.07
以前のメガネの状態が分かりませんが、両眼視できていなかったとすると斜位ではなく斜視の状態になっていた可能性があります。それが両眼しっかりICLで矯正されたことで、両眼の位置を保つのに眼が疲れてしまっている状態かもしれません。
ICL抜去など外科的治療よりも、プリズムメガネで対応出来るようでしたら、それが第一選択と思います。
小島隆司
ご返答有難うございました。急に朝起きたら目がかすみポスナーシュロスマン症候群と言われ、色々と不安ばかりが先に行ってしまいましたが、少し安心しました。現在も発症前と視界の違い、ピントが合わない、左右(罹患眼と健常眼)で明るさの違い、信号がぼやけゆがんだりして見えるたり、視力低下もあり正直不安ですが、ご返答されたように半年ぐらいは回復を信じて気長に様子をみて見ようと思いますが、とりあえず視力回復するために何かやるべき方法があればアドバイスをお願いします?現在クロセチンサプリを飲んでます。眼圧が下がっても目の奥の深部痛や時々目のピリピリ感、頭痛等がありますが 対処法があればアドバイスお願いします。
【40代 男性】2021.12.01
今のところ、日常的に行える対処法は残念ながら無いと思います。再発していないかどうか、眼圧が上がっていないかどうかは定期的に診てもらってください。
小島隆司
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眼科相談室 メイン担当医
眼科相談室 メイン担当医
慶應義塾大学医学部眼科学教室
特任准教授
名古屋アイクリニック
眼表面専門外来担当
モンゴル国立大学医学部
客員教授
1998年 | 名古屋大学医学部卒業 社会保険中京病院勤務 |
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2005年 | ハーバード大学 Massachusetts Eye and Ear 留学 |
2006年 | イリノイ大学眼科留学 |
2012年 | 慶應義塾大学医学部 博士号取得 |
2012年 | 岐阜赤十字病院眼科 主任部長 |
2017年 | 慶應義塾大学医学部眼科学教室 特任准教授 名古屋アイクリニック眼表面専門外来担当 岐阜赤十字病院眼科非常勤医師(角膜外来担当) 大連医科大学眼科客員教授 |