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手術日が11月17日と迫る中、白内障手術の情報に敏感になっています。強度近視で、生活が絵画造形表現、パソコン、読書が主体ですので、近景重視の単焦点眼内レンズで小島先生にお願いしました。同じ単焦点型眼内レンズで、この秋、次世代型単焦点眼内レンズ――テクニスアイハンスが発売されています。私は近景重視ですが、可能でしたら室内は眼鏡無しで過ごしたいと思います。美術館での絵画鑑賞も眼鏡無しでできたら最高です。テクニスアイハンスで近景から1,2メートルクリアに見えるでしょうか?
白内障手術は、医療技術の進歩で安心安全なものになっていると思いますが、受ける本人としましては、慎重に考えます。よろしくお願いします。
【70代 女性】2021.10.29
テクニスアイハンスは、既に私も使用していますが、基本的には遠くに合わせる眼内レンズで、単焦点より少し50~70cmの距離が見やすいものになります。あくまで日本で単焦点で承認されていることからも分かるように、眼鏡なしで近くまで見えるとまではいきません。今回、普段は眼鏡をかけて(強度近視が緩和されるので薄い眼鏡になると思います)、近くはメガネを外してくっきり見えるようにということで合わせていると思います。テクニスアイハンスを入れた場合は、遠くは眼鏡無しで、50~70cmぐらいまではよく見えると思います。それ以上近くの距離になってくると眼鏡が必要になることが多いです。
ただ、強度近視の場合は、どの多焦点眼内レンズでもそうですが、患者さんに合う度数が無い(製作範囲外)であることが多く、もし使うとなると保険外の輸入レンズを使わないといけないことが多いのが現状です。もし心配でしたら私の公式ホームページのお問い合わせもしくはチャットからご質問いただければ、個人的なご質問も出来ると思います。お気軽にご連絡ください。
以下が公式HPのアドレスです。
https://www.kojimatakashi.com/
小島隆司
強度近視(左-15.5、右-11.5)で、3-4年前から、左目に視界の歪みと視力が急にまた弱まったような気がしていました。年齢は56才です。
通常の目の検診では、網膜には異常なしと言われていたのですが、今回OCTスキャンを依頼したところ、強度近視の牽引網膜分離症だろうとの判断を受けました。
検査を受けたのは、今滞在しているイギリスで、
網膜内側への盛り上がりがないので、処置する必要はないと言われています。
色々調べたところ、イギリスでは、失明まで至るようなケースは稀なので、一般的には黄斑に剥離が起こってから処置がされるようです。
日本での状況をネット等で調べてみると、イギリスとは違っていて一般的に、視界が歪み急激な視力低下がみられたら、早期の手術を進められていると知りました。
私の場合は、もう手術したら良い段階なのか、日本の医師の先生にお聞きしたいのですが、OCT
OCTスキャンの画像をお送りすれば大まかな見解をお聞かせいただけるものでしょうか?
取りあえず、数か月以内に帰国をする予定ですが、もし手術するレベルであれば予めその日程を含めて帰国の手配をしたいと考えています。
2つほど病院に直接このような問合せをOCTスキャンの画像を含めてお送りしてみたのですが、本人の受診が無ければ写真では何も答えられないという返答で、困っています。
こちらに画像ファイルを共有させていただければ、本当に大まかで結構ですので、手術による処置が適切なレベルかそうでないかだけでも教えていただく事は可能でしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
【50代 女性】2021.10.28
網膜分離症によって黄斑剥離を起こすと視力低下や歪みの自覚が悪化するため、その前に手術する場合が多いと思います。また網膜分離の程度が軽くても網膜の牽引が強く、悪化のスピードが速ければより早期に手術する場合もあります。手術のリスクは高くないですがゼロではないこと、手術で完全に治せない場合もあること、手術によって網膜分離が改善しても視力改善が見込めないこともあるのでやはり病院を受診しよく相談の上、手術するかどうか決められたほうが良いと思います。残念ながら当サイトでは患者様の画像を共有しながらの相談は受け付けておりません。お力になれず申し訳ございません。
JCHO中京病院 横山翔
お忙しいところお世話になります。
現在レーシック等を考えております。
私は将来的に格闘技(軽いスパーリング程度)をしたいと思っているのですが、調べてみたところ
・リレックススマイル
・ラセック
で迷っています。どちらの方が向いているのでしょうか?
個人的にラセックは術後が辛いのかなと思いリレックススマイルに興味があります。
他院で検査をしてもらったところ、ICL、レーシックどちらも適応しているとの事でした。
お忙しいとは思いますが、回答いただけると幸いです。
【30代 男性】2021.10.26
リレックススマイルとラセックではどちらが外傷に優れているということは分かっていませんが、ほとんど同じと考えています。最近のスマイルは、以前よりも照射エネルギーの制御などが変わり、比較的早期から視力が立ち上がり、ラセックよりも術後の回復が早いと思います。
小島隆司
近い将来、白内障手術(両眼)を計画中の75歳の男性です。
日進月歩の眼内レンズの進化を待ちながら、手術タイミングを計っているところですが、直近の公開情報では、以下の様な私が待望していたレンズが現れました。選定療養の対象でレンズ代は、20万円超(片眼)だそうですが、夜間の車運転をのぞけば、日常生活でのQOVはかなり改善されるかもが期待されます。
先生から見て、このレンズの選択の是非、メリット、デメリット等につきご所見を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
★以下は、当該レンズ(テクネスシナジー)の情報です。
焦点深度拡張型+二焦点のような幅広いピントをもつ眼内レンズ
『遠く』~『手元(約40cm)』にかけて広くピントが合う
乱視を減らすことができる
色の濃淡(コントラスト)の感度が比較的高く、多焦点眼内レンズの中でも見え方の質が良い
日常生活でなるべく眼鏡を使用したくない方におすすめ
ハロー・グレア(光源の周りに輪っかが見える、光がにじんで見える)を感じやすいため、0.8位までは裸眼でみえるが、夜間の運転には注意が必要とのこと。
選定療養での扱いのため、眼内レンズとして片眼につき+220,000円かかる。手術検査等の他費用は保険適用とのこと。
【70代 男性】2021.10.26
テクニスシナジーは、私は先行発売の時期から使用していますが、とても良い多焦点眼内レンズです。焦点深度拡張型と2焦点レンズを組み合わせたデザインで、術後の眼鏡使用率も低いです。
デメリットは、ご本人さんも書かれていますが、ハローを感じやすいのは確かで、私の患者さんも夜は眩しい、運転は慎重にしていると言われることが多いです。
小島隆司
お世話になります。20代前半から円錐角膜が進行しはじめ、現在30代です。両眼とも円錐角膜で、眼科で円錐角膜用のハードコンタクトレンズを処方してもらいましたが、装用時に違和感が強く、現在慣らしている状態ですが中々慣れることができません。こうした場合にはまずは第一にピギーバックシステムを試し、それでも違和感があれば他の方法を試すという流れが一般的でしょうか。なお、両眼とも円錐角膜ですが右眼は裸眼で視力0.5程度はでているので、日常生活はぎりぎりコンタクト無しでも送れている状況です。
【30代 男性】2021.10.20
はい、その流れで大丈夫と思います。
ちょうどこれに関してYouTube動画作っているので、よろしければ参考にしてください。
小島隆司
小島先生、こんにちは。ICL術後についてセカンドオピニオンをお伺いしたく思います。
約2週間前にICL手術を受けました。右目が1.5ですが、ずっと白くモヤがかかっています。最初の検査では目に汚れがつき、感染症の疑いがあると言われました。その日に眼内洗浄し、よくなりましたが、次の日から徐々に再び戻りました。次の検査では炎症だと言われ、目薬を1週間さしても戻りません。ちなみに左目は2.0で正常です。右目も見た感じ左目同様でずっと充血も痛みも痒みもありません。白いモヤがかかっていれ状態です。その次の検査では、目は大丈夫そうで、レンズに汚れが付いてるからモヤがかかっていると言われました。しばらく目薬で様子見ですが、治る気配がありません。モヤがかかっていると気づき始めたのは、翌日検査の次の日です。
1、これは何が原因だと考えられますでしょうか。
2、レンズに汚れが付いちゃってる場合、再度眼内洗浄してもぶり返すのでしょうか。
3、レンズはオーダーしなければならず、個人の事情でしばらく離れてしまうので時間がなく、乱視があまりないのでストックのレンズ+レーシックで乱視調整も可能だと言われましたが、リスクはありますでしょうか。
質問が多くて申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
【30代 女性】2021.10.18
1.お話だけからの判断となりますので、そのつもりで考えて頂ければと思います。一般的にICL術後の炎症は感染と非感染性炎症があります。今回長引いていることから感染は否定的で非感染性の炎症の可能性があります。学会報告でも論文レベルの報告でも、これまでにICL後に非感染性炎症が起こった報告はいろいろあります。白内障のように眼内レンズを入れる手術でも同様のことが言えます。ただ、なかなか原因が特定できないのが難しいところです。今回の様に洗浄しても炎症をぶり返していることから、ICLそのものに何かが付着している可能性もあります。診察していないので、なんとも言えませんが、今回の様な場合はICLの抜去と交換が最も適切な治療法と思います。
2.その可能性はあります。
3.せっかく可逆性の治療であるICLでやっているので、ICLのみで完結するといいですが、乱視無しのICL+レーシックも選択肢としてはいいと思います。もちろん角膜が問題なければの話ですが。
早く良くなるといいですね。
小島隆司
初めまして、石栗と申します。
最近aresという、hoa補正のための強膜レンズがアメリカにて発表されたききました。
今後中京グループ医療機関での取り扱いがあるか伺いたい次第です。
お忙しいとは存じておりますが、お時間のあるとき何卒ご回答いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
【30代 男性】2021.10.17
申し訳ありませんが、まだ取り扱いはありません。以前メーカーに問い合わせたことがありますが、まだ成績などもはっきりしていないので、もう少ししっかりしたら導入も考えたいと思っています。
小島隆司
目の事で不安な症状がある時は、このサイトを拝見し参考にさせて頂いています。
この度、不安になる事があり同じような事例があるか探してみたのですが、見当たらないので、お忙しい所申し訳ありませんが、ご相談させて頂きます。
ドライアイで長年、ヒアルロン酸ナトリウム0.1%を使用しています。
コンタクトをしておりますので、目が乾く度に指し、一日に20回以上はドボドボと指しています。
花粉症もありますので、たまに痒い時は上記の目薬で洗眼しています。
自分でも目薬依存症だと思います。
先日、ふと見たコラムで目薬の指しすぎは失明する、または眼圧が上がると書かれている記事を見て、今さらながら怖いです。
そこで質問なのですが、目薬を指しすぎると失明するのでしょうか?
ヒアルロン酸ナトリウム0.1%自体は眼圧は上がらないはずですが、それでも頻回に指しすぎる、もしくは目薬で洗眼するような行為によって眼圧が上がってしまうのでしょうか?
目薬はヒアルロン酸ナトリウム0.1%以外は使用しておりません。
回答、宜しくお願いします。
【40代 女性】2021.10.17
20回以上も使っているのであれば、防腐剤無しのものを使った方がいいです。防腐剤、特に塩化ベンザルコニウムはドライアイを悪化させる作用があります。
ただ、それで失明するほどの障害が起こることは無いと思います。
小島隆司
ICLを検討しています。検査したところ近視3.5と乱視1.0という結果で、ノーマルかトーリックで迷っております。
トーリックではマックスで1.5、ノーマルでは1.0くらいがターゲットになると伝えられました。
クリニックでは以下の理由からノーマルを進められております。
① ノーマルICLは上から切開してレンズを入れる一方でトーリックは横から入れるため、術式の都合上乱視が強まってしまい、乱視が残る可能性がある
② 軸ズレの可能性 (私の目は斜めに定着しやすい形状のようです)
一方で個人的な思いとしては、乱視が1.0残ると手元のPCもぼやける(気がしています)ため、仕事に影響が出るのでトーリックが良いのではと思いますが、①の乱視が強まる=目そのものの視力が落ちることが懸念です。
また②軸ズレの修正に何度か再手術すると、その度に乱視が強まってしまうのか?というのも不安です。
前置きが長くなってしまいましたがご質問としては、トーリックを横から切開し、その際に乱視が加速してしまうことはそのクリニック特有のことではなく一般的なことなのでしょうか。
乱視を直すための術式のせいで乱視が悪化するということにやや直感的に疑問を持ってしまいます。
ご回答のほどよろしくお願いいたします。
【20代 男性】2021.10.16
横から切開することで乱視が少し強くなることは普通のことで、トーリックICLを使用する場合は、それを加味して計算して少し強めの度数のICLレンズを入れることが一般的です。
私の考え方としては、術前のシミュレーションで乱視を矯正した方が明らかに見やすいようでしたら、トーリックICLを選択した方がいいと思います。トーリックICLはどの程度の乱視を入れるのか、レンズのサイズ決定、手術の位置合わせを含めテクニック的にも難しいので、敬遠するクリニックは多いようですね。
小島隆司
小島先生こんにちは。前回はicl適応検査ありがとうございました。
icl手術なんですが、手術時間は
片方ずつで、何分程みたら良いでしょうか?
右目のみ2年前に眼瞼下垂手術していて
icl手術の際、目を開く器具をつけても特に
問題ないでしょうか?
瞼が下がることは殆どないでしょうか?
眼瞼下垂の手術も先で再度受けようと考えていたので、
icl手術を先に受けようと考えていますが、どちらが先の方が良い等はありますでしょうか?
また今あるドライアイは手術後も感じると思いますが、ドライアイが酷くなる事はあるのでしょうか?
自分に合った目薬を使ったりしたいので、ドライアイ外来も受診したいと思っています。
またご相談もしたいので、タイミングを見て年末、もしくは1月に受診したいと思っています。よろしくお願い申し上げます
【30代 女性】2021.10.15
ICL手術は片眼10分かからないぐらいです。
ICL手術は短時間ですので、眼瞼下垂手術後でも問題ないことがほとんどです。ただし瞼を開ける器具は下垂を悪化させるリスクとなる事は知られていますので、リスクが全くないわけではありません。手術前に主治医にその点を申し出れば、バネの力が弱めの器具で手術をすることも可能です。
こういった理由から眼瞼下垂の再手術を考慮されているようでしたら、それはICL後にされた方がいいと思います。
ドライアイに関しては術後すぐは少し悪化した感じがあると思いますが、すぐに元に戻ります。これがレーザーでの近視手術と大きく異なることです。私はレーシックしていますが、最初の3ヶ月がひどかったです。
小島隆司
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眼科相談室 メイン担当医
眼科相談室 メイン担当医
慶應義塾大学医学部眼科学教室
特任准教授
名古屋アイクリニック
眼表面専門外来担当
モンゴル国立大学医学部
客員教授
1998年 | 名古屋大学医学部卒業 社会保険中京病院勤務 |
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2005年 | ハーバード大学 Massachusetts Eye and Ear 留学 |
2006年 | イリノイ大学眼科留学 |
2012年 | 慶應義塾大学医学部 博士号取得 |
2012年 | 岐阜赤十字病院眼科 主任部長 |
2017年 | 慶應義塾大学医学部眼科学教室 特任准教授 名古屋アイクリニック眼表面専門外来担当 岐阜赤十字病院眼科非常勤医師(角膜外来担当) 大連医科大学眼科客員教授 |